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2008年2月18日

春は春の食べ物をしっかり食べて 抵抗力をつけましょう!

桃の節句が過ぎ、春という言葉が眩しく感じられる季節になりましたが、みなさまお元気でしょうか?

花粉症の方やアレルギーの方にとっては、今一番辛い時期ですよね。症状が出て、何をするにも面倒に思うかもしれませんが、花粉の少ない日は、外に出て散歩をしたり、運動してみてください。少しは、症状が軽くなりますよ。

桜が咲き散るころには、新しい生活が始まる方が沢山いらっしゃいます。この変化の著しい季節を、何事もなく楽しく健やかに過ごしたいですよね。

人間はちゃんとプログラムを持っていて、特にこの四季のある日本に住んでいる私たち日本人は、春夏秋冬に乗じて身体のメカニズムが変わるようにできているんです。

冬から春に変わる季節は、一年が始まりますよという時期です。占いなども春は始まりを意味します。四柱推命や風水でも、春は一年の始まりです。「これから一年頑張っていき
ます」という物事の始まりを表わします。

現在では、西暦を使っていて、一年の始まりは一月となっていますが、旧暦だと立春ごろが一年の始まりです。節分の豆撒きは立春を年初として、新しい年の幸運を願っての昔からの習慣です。

大寒から立春までは一年のうちで最も寒い季節であり、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、春の気配が忍び入ってくる季節です。

冬から春にかけて、だんだんと暖かくなり、身体は骨盤が開く時期となります。しかし、春になっても骨盤が開いてこない人や冬に骨盤が閉じない人など、この身体のメカニズムが狂っ
ている人が実に多いんです。

花粉症やアレルギーなど、昔はあまりなかった症状ですよね。今では、街を歩いても電車に乗っても、マスクをしている人がすごく沢山います。その原因は、花粉だけではなく、私た
ちの生活環境にあると思います。

現代の日本の生活環境は、季節を感じられなくなっていますよね。皆さんも考えてみるとすぐに分かると思いますが、寒さを感じる時間はあまりないのではないでしょうか?あまりに
も人間の身体を守るように出来過ぎていて、逆に身体(抵抗力・免疫力)を低下させている原因でもあります。

お家にいれば暖房がついていますし、外に出てもスーパーやデパートに出かけても、電車や車に乗っても暖かいですよね。子どもたちも外で遊ぶ機会が減ってきています。

昔なら凧揚げや駒回し・雪達磨を作ったり、雪合戦をしたり、手や足に霜焼けを作ってまで遊んでいましたが、今は暖かいお部屋でテレビゲームを楽しんでいる時代です。

それと、食環境も季節感がなくなりました。冬でもマンゴーなど南国でとれるフルーツが食べられますし、一年中キュウリやイチゴ・トマトなどあらゆる季節の食べ物が食べられますよね。

春の季節の食べ物って何でしょうか?って質問しても、ちゃんと答えられる人が少なくなっています。

春はちょっとアクの強いほろ苦い野菜がいっぱいです。冬眠から覚めるように、その刺激で身体を目覚めさせてくれるのです。その季節にできる食べ物は、その季節の身体に適した必
要な食べ物だという事です。今夜の夕食に春を加えてみましょう。

それと、やはり今問題になっている農薬などの問題もありますよね。出来るだけ、有機農法で日本で作られた野菜や穀類などを中心に、少し手間がかかっても、ちゃんとお料理をして食べるように心がけてください。

食べ物はすごく重要ですよ。添加物の入っていないものを選んでくださいね。人間の身体は食べることで作られているのですから。良い食生活をしていると体中をめぐる血液がきれいになり、臓器が守られ抵抗力・免疫力が強くなります。

あとは、しっかり睡眠をとって、出来るだけ運動をして汗を出すことです。汗は毒素排出作用をしますので、身体がきれいになります。暖かくなって身体を動かしたくなる季節ですからしっかり身体を動かしましょうね。家族で外に出かけて、一緒に運動をする機会をぜひ、増やしてくださいね。

抵抗力・免疫力が強い人は、病気を寄せ付けなくなります。花粉症やアレルギー・風邪やインフルエンザに罹り難くなりますし、なったとしても軽くてすみます。

鳥インフルエンザや新型のインフルエンザなど、怖い病気がいつ流行りだすか心配ですよね。どう対処していいか分からないのが現実ですが、今、自分たちに出来ることを、しっかりやっておくことしか守る方法はないと思います。

まずは、自分や子ども・家族や身近な回りの人が、普段から生活環境を良くするように心がけて、抵抗力・免疫力をつけることです。

今年一年、楽しく健康で過ごせるように、しっかりと季節を感じて日々の生活を送れるように心がけてください。

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