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2009年11月 5日

思いやりこそ新型インフルエンザ対策

人への思いやり
 
 皆さんは、電車の中や人ごみの中でマスクをしていらっしゃいますか?
 私は外出時、いつも何枚かのマスクと携帯殺菌消毒薬を常備し、スーパーでもデパートでも電車の中でも、人ごみでは必ずマスクを着用します。しかし、今電車の中でマスクをしている人はほとんど見かけず、数奇の目で見られることが多くなりました。たまに、お母さんと小さなお子さんがマスクをしている光景を見ると、お母さんがお子さんを守っている様子が伺えてほっとした気持ちになります。
 流行り始めの頃は電車の中のすべての人がマスクをしていて、全員の口元が真っ白だった頃がありました。今は、あの頃の恐怖を忘れているのか、マスクをしない状態が続いている今、新型インフルエンザの流行が戻ってきているように思います。新型インフルエンザが弱毒で、話題をマスコミも取り上げず、罹っても1週間ほどで回復している人をたくさん目の当たりにし、「自分が罹っても大したことなさそう」という気持ちがあるのではないでしょうか?
 先日、電車で酷い咳をした高校生がいる集団を見かけました。医者からA型インフルエンザと診断されたがテストのため登校していると普通に会話をしているのです。若くて健康な人はそれですむかもしれません。周りを見渡すとお年寄り夫婦が座ってらっしゃいました。普通であれば、他の人に移さないように欠席するとか、せめてマスクをしていくように大人が注意をすべきだと強く思いました。
 マスクは何のためにするのでしょう?
 もちろん自分が新型インフルエンザなどに罹らないようにという意味もあります。しかし、一番大切なマスクの意味は、自分は伝播力の強い新型インフルエンザのウィルスを他の人にうつさないという意思表示だと思います。一人が何人かにうつしてそれが広がるとあっという間に大勢に広がってしいます。電車やバスの中などは健康な人ばかりではありません。ほんの一部かもしれませんが、そこには必ずお年寄りや具合が悪くて病院に行く人がいます。自分は罹らないし罹っても大丈夫と思うのではなく、誰かにうつしたときにその人の命を守れるのか、そしてその事で周りに与える影響を皆さんに考えて欲しいと思います。個人主義が許される時代になり、自分さえ良ければ・・私だけは何とかなる・・という考えの方が増えましたが、今、立ち止まって周りの人の事を考えて行動することこそとても大切です。
 うつさないために、咳エチケット+手洗い+うがいを習慣化しましょう。これからの時期はハンカチと同じようにマスクを常備または着用することがとても大切です。くしゃみをする時は、風邪を引いていなくてもハンカチやティッシュでしっかり押さえましょう。ちょっとした思いやりとマナーを日本人は少し忘れているかもしれません。そして外出後は、雑菌の残りやすい指先と指の間をしっかり洗って除菌し、うがいも念入りに行いましょう。自分も家族も、皆で予防しようという意識が高まれば、広がっても酷くならずに済みます。新型インフルエンザの流行を通して日本で暮らす自分のモラルを考える時期に来ているのかもしれません。 

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身体への思いやり 
 
 新型インフルエンザの流行は最初の頃(2009年春)より、今のほうが患者数は圧倒的に多くなっていることは皆様もご存知のことと思います。そして、これから寒さと乾燥の季節がやってくると、暖房などで喉も弱くなりますし、季節性インフルエンザや風邪も流行り、多種のウィルスが私たちの身体を狙います。持病お持ちの方はもちろんのこと、風邪などで免疫が弱くなった方・アレルギー性鼻炎・花粉症・鼻炎・器官が狭くなり冷たい風を吸っただけでも咳き込んでしまう方・すぐ下痢を起こしやすい人も新型インフルエンザを発症しやすく重症化しやすくなります。
 10月より新型インフルエンザワクチンの摂取が始まっています。漢方などのような自然のものではなく合成で作ったものは身体に何らかの影響を及ぼします。厚生労働省の「新型インフルエンザワクチンの摂取について」の資料にはワクチンの効果が100%ではないこと、稀ではあるが重篤な副作用も起こりうること、輸入ワクチンについては未知の要素があることがはっきりと記載されています。それを読んで少しゾッとしました。ワクチンやお薬が悪いとは思いませんが、それだけに頼りすぎることも危険です。やけどや事故ではなく、自分の具合が悪くなる原因は自分の生活にあって、ゆっくりかけて免疫を落としたのであれば、時間をかけてもとの丈夫な身体にすることを心がけましょう。自分が疲労している部分から風邪を引きますのでそのサインを見落とさないで、身体をケアしましょう。頭を使いすぎの人は頭がガンガンする風邪、食べ過ぎ飲みすぎの人は消化器の風邪を引きます。身体を休ませないで、薬1錠を飲んでまた普通に動き、それを繰り返すことで更に、悪い病気を引き起こしてしまいす。新型の症状でも同じことが言えます。自分の身体の癖を知って、早めの休養を心がけ、身体を思いやりましょう。

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 なるべく人ごみに出ないようにするのはもちろんのこと、やはり食生活・睡眠の要素は、身体のために当たり前のことでとても大切です。そして、ルチルを毎日飲用する事で、万が一新型インフルエンザに罹っても早く回復すると思います。当たり前のことをいつもの冬以上にしっかりとしていかないと今年の冬は厳しいですね。

まずは、予防を心がけ、自分の身体を大切にしましょう。そして、予防のため、また、困ったときにルチルを服用してください。

投稿者 right : 16:32 | コメント (0) | トラックバック