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2013年11月20日

予防に勝る治療なし!

 皆様お元気でいらっしゃいますか?暑く長過ぎた夏がやっと終わりを見せ始め、ホッとしたのも束の間、秋をほとんど感じられないまま冬への一歩が始まってしまいましたが、体調をくずされていませんか?疲れは取れていますか?
 多くの人々の意識を一変させた東日本大震災以来、次々と【想定外】の出来事が起きています。心と身体がついてゆくのが大変ですね。豪雪・大雨、洪水・渇水・竜巻、そして数十年に一度という大型台風・・・。台風も数多く発生しましたね。その後、アウターライズ地震の発生と、本当に今、何が起きても可笑しくない日々が続いて降ります。
 でも、ちょっと嬉しいニュースもありました。6月に富士山が世界遺産に登録されました。あと出雲大社で六十年に一度という遷宮、伊勢神宮では二十年に一度の遷宮と、日本の歴史と時間をほんの少しだけ旅することが出来た年でもあります。
 そのように忙しい毎日を過ごしながら二〇十三年という一年も、もう少しで終わりを迎えようとしています。
 そしてまた、やっかいな【風邪】という病が蔓延する季節がやって参りました。毎年のように「鼻の風邪」「のどの風邪」「お腹の風邪」そしてインフルエンザと、いろいろな種類の【風邪】がやってきますが、冬の風邪は身体の乾燥から来る水分不足も原因のひとつとなります。ただ冷たい水は、身体を通り過ぎるだけなので、温かい水分をゆっくりと取って身体の乾燥を防いでください。
 今年のように、春が少なく、夏が酷く長く、また秋が少ないという季節と気温の変化が正常でないと、お年寄りや慢性病を持っている方、仕事や生活でストレスをかかえている方々は、身体のコントロールが乱れがちになります。
 その上、今年は【PM2.5】という中国では殺人スモッグとも呼ばれている粒子状物質が、日本にも飛来しています。この粒子を常に吸い込んでいると、鼻、喉、肺など、呼吸器にかなりの悪影響を及ぼし、濃度の高い粒子ほど、心疾患や癌を発生させると言われています。ただでさえ、日本は肺炎という病気が多い国で、日本人の死因第三位なのです。喘息をお持ちの方だけではなく皆様が【PM2.5】予防を毎日チェックされる事を、おすすめいたします。
 あとひとつお話しさせてください。初期の症状は、風邪にそっくりでも、いつまでも長引く咳、微熱、だるさには注意が必要です。慢性感染症、いわゆる「結核」に感染された方が次々と見つかっています。
 「結核」は古くて新しい現代病であり、私たちに感染する可能性は決してゼロではないのです。空気感染、飛沫感染など、多くの人が集まる場所、また病院などに出掛ける時は、「マスク」そして帰宅したら「うがい・手洗い」は、忘れずにしてくださいね。
 幸せと健康は毎日の小さな努力が必要です。日々の健康管理、そしてポジティブに自己免疫のアップを是非心掛けてください。
 特に年の暮れは忙しく、あわただしいものです。家事や仕事だけに気を取られずに、十分な睡眠、休養、そしてバランスの良い温かい食事と【予防に勝る治療なし】を心掛けてくださいね。
 笑顔と元気で二〇十四年を迎えられるようお祈り申し上げます。

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