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- 第1回「コパイバ・マリマリの木」
第1回「タイトルがはいります」
森で生きることは、森の一部になること
いつもありがとうございます。アマゾンジャングルクラブの吉野ひかるです。アマゾン研修生活7ヶ月無事帰国し、貴重な体験をしてきました。『コパイバ・マリマリは、どこからどのようにして届くのか?』をご紹介します。
彼ら(上の写真)がコパイバ・マリマリの採取生産者です。私(右から4番目)の身長は177cm、インディオの彼らは小柄ですが、彼らの身体は柔軟で、ハガネのようです。生活を共にして、森で生きることは、森の一部になることと思いました。いつも新鮮で本物のコパイバ・マリマリを届けてくれます。
彼らは生まれも育ちもジャングルです。だからすべての植物とその働きを知っていて、生活に取り入れています。飲み物は薬草茶。胃の調子が良くない時は、この植物。元気が欲しい時は、あれ。と、種類豊富。
「森はドラグリア(薬局)神からの贈りものだ、ありがたい。」と言って、病気知らずです。確かにすべて口に入るものは自然100%。添加物の入ったビニール袋の食品は一切ありません。必要な分だけ調理、余る残すことは一切なし。私は普段からオーガニックの食事ですが、アマゾンの森の食べ物は、どれも力があって、元気にさせてくれます。だから満足感と幸福感で食事の量が程よくなって、一番のベスト体型スリムになりました。
コパイバ・マリマリの木を探しに
朝もやの中、家族に見送られて出発です。犬・ハンモック・食料を携えます。犬2匹は獣よけです。最初はカヌー、やっと陸についてからも、ジャングルの森を、足音もなく、スイスイ・グイグイ進みます。背が高い私は、木や枝にぶつかり、洋服がひっかかりバランスが取りにくくて、まっすぐ歩くことも大変。インディオの小柄さは、森では有利なことを実感しました。セオ・アントニオさんとここではぐれたら、生きて戻れないこと確実なので、必死に後を追いました。
森の中は薄暗いですが、空は写真右のように雲一つない青空、見えるかな?月、半月が見えるほどいつも澄んでいます。
現地までの道のり
やっとたどり着いた!コパイバ・マリマリの木! アントニオさんは森のプロフェッショナル。樹を叩くだけでこの樹にオイルがあるかないか、すぐにわかります。私も叩いて音色の違いを試しましたが、違いが全くわからなかった。1本1本違った樹液ポイントをもっているので、勘がすべてです。さすが!です。
コパイバ・マリマリの樹には、樹液がたまる小さなポイントが一箇所だけあり、そこに杭を入れて採取します。アントニオさんは100%命中。無駄打ちはありません。どうして場所がわかるのか?と聞くと、「小さい頃から父親の仕事を見て覚えた」。こうして代々伝えて、今があるのだと実感。その歴史の長さに圧倒されました。
採取されたコパイバ・マリマリはアクレー大学コパイバ研究室で検証されます。
今回、私が採取したコパイバ・マリマリが届きました。私はいつも3滴飲んでいます。他では絶対にない、ほんもの品質です。色々なコパイバが出てますが、ウチだからできる新鮮なアマゾンを感じてください。