座席譲り 3連敗!
田園都市線の江田という駅から乗って、二子玉川で大井町線に乗り換える。
そして、自由ヶ丘で降りる。
二子玉川からの大井町線は、そこが始発なので、たいてい席に座れるのだ。
いつもの様に、席に座り、今日はウトウトとしていた。
電車は、九品仏の駅に停まった。
(僕は、ぼんやりしてて、その駅が良くわからない。自由ヶ丘駅の前に
九品仏駅がある。九品仏から自由が丘までは、ほんの1分位しかかからない。)
そこで、白髪の腰の曲がったお婆ちゃんが乗り込んできた。
あ!おばあちゃんだ!
左右確認・席は空いてない。すかさず席を立ち「どうぞ!」と声をかけた。
「すぐ降りるので!」とおばあちゃん。
(う!そうなんだ!)
と、その隣にお爺さんが立っているではないか?
そのお爺さんと目が合った。
「じゃあ、どうぞ!」
「私も、すぐ降りるんで!」
(う!)
何と、その隣に、別のお婆ちゃんが・・・・!
すると、そのお婆ちゃん、僕が何も言わないうちに
「私も、すぐ降りるんで!」
(う!どうしよう!)
席を立っているし、周りの景色を見ると、次の駅は、自由ヶ丘だ!
このまま座っても、すぐに立って降りなきゃなんない。
何だか、周りの人の視線が痛い!
と、自由ヶ丘の駅に到着。
お婆ちゃんたち3人も自由ヶ丘で降りるようだ。
僕も含め、4人そろって、仲良く自由ヶ丘で降りるはめに・・・。
その時、3人のお婆ちゃんたちが一人づつ、僕の方を見つめて、
「ありがとう。」「ありがとう。」「ありがとう。」
まるで、エコーがかかったような。輪唱を聞いているような。
こっちも「いいえ。」「いいえ。」「いいえ。」
またまた、周りの人の視線が・・・!




































