藤本邦彦公式サイト/ココロとカラダに効くブログ
 

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「3丁目の夕日」やっと見たよ!

以前に、このブログで書いた「ALWAYS 3丁目の夕日」のDVDをやっと見ました。

我が家では、「1週間借りられるDVDしか借りない!」というルールがある。
だから、映画上映からかなり遅れて見てます。(笑)

この映画の時代設定は、僕が生まれた1958年 昭和33年である。
戦後13年経った東京の街で繰り広げられる人間ドラマだ。
東京タワーが近くに建てられていたので、山手線の中のどこかの街かな?
(東京タワーも昭和33年生まれなんだね。)

この街の近くにチンチン電車が走っていました。(チンチン電車って分かりますか?)
クラクションが、鐘なんです。「チン!チン!」となるから「チンチン電車」と言います。

僕の生まれた広島では、今でもこの映画に出てくるようなこの「チンチン電車」が大
手を振って広島市内を走リ回っています。

広島では、まだまだ主役なんです。この夏帰省した時も乗ってきました。
なんでも、世界各国から廃線になった電車を購入して走らせているとか?
もしかしたら、この時代の東京で走っていた電車もあるかもしれませんね。

戦後13年経った時代だけど、広島は東京よりかなり復興が遅れているから、僕が
幼少の頃の記憶より、この映画の方がかなり都会でしたね。

戦争を知らない世代であっても、戦争の傷跡は感じて育ってきました。
市内の繁華街に行くと、手や足が無くなった人が戦争服を着て座っていました。
その前に小銭の入った缶がおかれていたり、原爆ドームがあり、その川のわきに
掘っ立て小屋が、たくさん並んでいたりしていました。

家のまん前に空き地があって、毎日のようにそこで遊んでいたんだけど時々、鉄砲
の玉や手榴弾なんかを拾ったりしたものです。

この映画に出てくる駄菓子屋さんも近所に3件くらいありました。
当時、袋菓子ではなくビンにおせんべいやら飴玉が入っていて、1円で2個買えました。
10円持っていけば、おせんべいが20枚も買えたんですね。

「3丁目の夕日」という題名でも分かるんだけど
この時代の生活圏って、何丁目単位だったんですよね。
その中に、生活に必要なものがほとんどあった!

魚屋・おもちゃ屋・駄菓子屋・食堂・飲み屋・肉や・床屋・タバコ屋・靴屋・本屋・病院
洋服屋・八百屋・・・・・。

その何丁目単位が町になり、学校や郵便局・映画館・公園・・・・などがあったよね。

だから、そこの住人は、お互いが商売のお得意さん同士だったりする。
企業がまだまだ大きくなれていない時代だから
サラリーマンという人たちではなく、個人商店主が多かったからね。

我が家は、美容院だったから、「パーマ屋くにちゃん」と呼ばれていたし、
同級生では「魚屋しげちゃん」に「肉屋のゆかりちゃん」がいたよ。

江波西2丁目の同級生は、学校の先生の娘と4人だけだから、うち3人は個人商店主
だね。

だから隣同士を初め、丁目単位の人たちは、ほとんど顔見知りだし何らかの関係をもっ
ていた。

映画でもあったように、テレビなんて、まだまだ普及していなかったから、我が家には、
テレビや電話があったので、近所の人が来てテレビを一緒に見たり、電話も10円持っ
て借りに来てた。みんなでモノや空間を共有してた時代だったんだな。

それから、時間が経つにつれ、核家族になり、部屋が各個人になり、テレビも電話も
各個人所有になっていった。

商店もなくなり、大型店やコンビニエンスストアになる。

広島の我が家では、下町だからあまり変わってないところもあるよ。
俺のお袋はまだほそぼそと頑張って、パーマ屋をやっているし、魚屋さんもある。
いつも行っていたお好み焼き屋さんもまだあるしラーメン屋さん・おもちゃ屋さんもある。

他は全てなくなったなあ。駄菓子屋さんも肉屋も八百屋も本屋も病院も・・・・・・・・・・。

特に都会だと隣近所の人が、何をやっているのか、どんな性格なのかは、全く分から
なくなってきてるよね。共有するモノが何もなく、隣は異空間なんだなあ。

この映画の中には、今の時代とは全く違うコミュニティが、そこにはあったんだね。

映画の最後に、「47年後にまた逢いましょう!」という字幕が出るんだけど。
この時代の人たちが、求めていた幸せや豊かさの成れの果てが今の時代ならどうなん
だろう?それで良いの?って言うのがこの映画のテーマなんだろうね。

お金がなくても心豊かに暮らせた時代。
今は、お金があっても心豊かに暮らせない時代?

今、俺たちが親になり、求めるものは何なんだろうね。
「幸せや豊かさ」って答えはするけれど、それって一体何なんだろう?

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藤本邦彦
藤本邦彦
プロフィール
藤本 邦彦
1958年広島県生まれ。國學院大学法学部卒業。数年間の広告代理店勤務を経て、1987年に独立。広告代理店として株式会社ライトスタッフをスタートするが、数年後『心身ともに健康で積極的に生きる』をコンセプトに環境事業部を設置。現代を前向きに生きるための様々な商品の販売事業を全国に展開。

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