砂糖の害

砂糖の害

砂糖の害砂糖は麻薬と同然の害があります。
……と言うとビックリしてしまうかもしれませんが、2008年、米プリンストン大のバート・ヘーベル教授によって、砂糖の害がロイター通信社を初めとし、世界のマスコミに公表されました。その内容は「砂糖の大量摂取は、薬物乱用と非常に似た作用を脳に与える可能性がある」というもの。
発表によれば、砂糖水を与えたラットは、薬物乱用時と似た行動や神経系統への変化が確認され、禁断症状の兆候を示したとのことでした。

そもそもよく使われる白砂糖などは化学的に作られたもので、「砂糖の害」も何となくうなずけます。 白砂糖をつくる工程として、まず砂糖きびの茎や大根糖を圧搾して糖蜜をとりその中の不純物をのぞきます。さらに透明な液をつくるためにはほう酸鉛や塩素などの化学薬品を併用します。
またべたつかず、ある程度加工や袋詰めしやすいさらさらした砂糖にするために、更にミネラル、ビタミンなどの栄養素を取り除いてしまいます。結晶化するため塩酸や他の無機酸が使われる、という話もあり、きれいな白砂糖は食品というよりも化学薬品との合成物と考えていいのです。

さらなる砂糖の害 〜心の乱れ〜

最近の栄養学調査で一日の砂糖の量が、30gを越えた園児には「友達とうまく遊べない」「ぐずる」「寝起きが悪い」「かんしゃくを起こす」「元気がない」子どもが多いという結果が出たそうです。

昭和30年以前、日本人の砂糖の平均・年間消費量は一人、300グラム程度でした。脳の栄養になるのは、ブドウ糖ですが、ブドウ糖そのものに大きな違いもあります。
日本人が一番摂っていた糖分、それは芋・雑穀です。それらは、ゆっくりと消化されブドウ糖になります。口の中で噛んでいたら、ゆっくり甘くなり、そのため血糖値もゆっくりと上がっていきます。

しかし精白糖は非常に簡単にブドウ糖になります。そのため一気に血糖値が上がります。すると、脳は敏感に反応して「血糖値を下げろ!」と指示します。その時に出されるホルモンが、膵臓から出るインシュリンです。
一気に上がった血糖値を下げる為、普段よりインシュリンが大量に放出される、そしてまた急激に血糖値が下がる。そういったインシュリンの大量放出の繰り返しで低血糖になってしまうと、副腎髄質から「アドレナリン」が放出されるのです。

砂糖の害2アドレナリンは覚醒作用をつくるホルモンで、一種の興奮剤。いわゆる「キレる」状況をつくりやすくするのです。アドレナリンの過剰分泌は心と身体の安定に不可欠な自律神経のバランスを簡単に崩してしまいます。
また、栄養学的にみると芋や穀類を摂ってもカルシウムは消耗されません。でも砂糖は違います。砂糖を吸収するためには体内のカルシウムを消耗します。カルシウム不足のイライラ・精神不安定は、説明するまでもありません。

アあまりにも一般的なためそれほど気にされませんが、甘いものはかなりの依存性をもつもの。好きな人にとっては煙草などを辞めるより難しいものです。周りにキレる、ヒステリックな人、逆に集中力のない人、うつな人がいたら砂糖の量を見てみて下さい。もしその人が大切な人なら「ちょっと甘いもの控えようか?」と声をかけてあげましょう。

砂糖の害に襲われる子どもたち

砂糖の害2最近では小さい頃から無尽蔵に甘いお菓子を与えるご家庭が増えてきているといいます。またお家でしっかりしつけていても、塾通いなど早い時期からの食生活の親離れで、なかなか子どもの食べるものに目を届かせることができなくなっています。お菓子や清涼飲料水に含まれる砂糖でカロリーを取ってしまうと、当たり前ですがご飯をしっかりと食べることができなくなってしまいます。

またお菓子や飲み物に使われている果糖・ブドウ糖液糖などの甘味料は、砂糖と同じような悪い影響を持っているばかりか、噛まなくてもカロリーを取ることができてしまうため、あごの発達を妨げ、その結果として成長期の脳の発達も妨げてしまいます。

そして一番の問題がやはり心の問題。最近の子供達は「キレやすい」と言われます。少年犯罪も凶悪化し、件数も増加しています。犯罪までいかなくとも粗雑・乱暴・落ち着きがない・忍耐力もない。このような症状の原因の1つが甘いものを食べすぎることで起こる低血糖症であると言われています。思春期のただでさえ心のバランスが不安定になりやすい時期、その心の揺れを砂糖はその振れ幅をより強くしてしまうことになるのです。

乳幼児期、赤ちゃんが離乳食をはじめて、子供が色々なものを食べるようになると、味覚に発達とともに食事のとき、不機嫌になって泣き叫びようになって、親を困らせることがあります。このような時甘いものを与えると落ち着くので、ついオレンジジュースなどを飲ませてしまいがちになります。 しかしこの幼児期の体験が成長していく中で、そのまま砂糖依存につながっていくことになります。甘いお菓子やジュースを子供に与えるのは、いけないことだと自覚して、必要以上におやつを与えるのは控えましょう。

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