空の巣症候群に陥らないために知っておきたい【症状・原因・改善方法】

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空の巣症候群のイメージ

子育てに熱心な親ほど陥りやすい?
子離れ直後の心身の変化

空の巣症候群とは、子供が成長して独り立ちした頃に、両親が経験する一時的な症状です。
人生のすべてを捧げた子供への、親としての役割が失われた虚無感や孤独を感じながら、すぐには新たな生きがいを見つけることができずに、心身の不調を訴える親は少なくありません。とくに子育てに熱心な親ほど、喪失感は大きく、空の巣症候群を発症しやすいと考えられています。親元から巣立っていくタイミングで発症するので、ひな鳥が飛び立った後に残され空になってしまった巣にたとえて、米国で「空の巣症候群(empty-nest syndrome:エンプティ・ネスト・シンドローム)」と名付けられました。

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空の巣症候群の特徴について

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子供の自立を肯定し積極的に勧めてきた両親も、実際に手放す段階になると、心の痛みを伴うことになります。空の巣症候群は、役割上、より身近に子供と接するという立場から、母親が発症することが多いのが特徴です。子供が巣立ち、父親は仕事が忙しく不在がちで、ひとり家庭に取り残された母親は、生活に張り合いがなくなり、ぽっかりと心に穴が空いたように感じ、孤独感に襲われます。
空の巣症候群は、一般的には子供が自立する年代の40代後半から50代の女性に多く、閉経や更年期の時期と重なり、さらに退職や家族との死別など、人生において乗り越えるべき大きな課題が並行して訪れる時期でもあることから、さまざまな原因がストレスや症状を増幅させ、総合的な影響を心身にもたらします。
さらに、世間的には子供の独立は健全なことと受けとめられているため、たとえば愛する人との死別のように、悲しみの感情が当たり前という認識がありません。そのため、周囲をはじめ、ときには本人さえも気づかないことがあります。
空の巣症候群は、身体症状が多岐にわたるため誤診されやすいことも特徴的で、症状が進んでいくと、不眠や手の震えなどさまざまな症状が表れる自律神経失調症や、うつ病に発展してしまう場合もあるため、早めの対処が必要です。

空の巣症候群の症状について

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空の巣症候群の症状は、精神的症状と身体的症状の2つに分けられます。主な精神症状としては、いいようのない寂しさ、不安感、虚無感(むなしさ)などがあり、身体症状としては、肩こり、頭痛、吐き気、食欲低下、不眠などが現れます。このようなつらい状態から逃避するために、アルコールに頼って依存症に陥ってしまうこともあります。空の巣症候群は、本人も原因が思い当たらず、病院でも誤診されることがよくあります。実際に、うつ病や自律神経失調症によく似た症状といえます。

精神症状身体症状
・寂しさ・肩こり
・不安感・手の震え
・焦燥感・頭痛
・うつ傾向・不眠
・自分に自信が持てなくなる・食欲低下
・虚無感(むなしさ)・吐き気
・目的の喪失感・胸苦しさ
・拒絶の感情・疲労感
・心配・動悸
・ストレス・発熱
・子どもに対する不安・のぼせ
・抗うつ感・アルコールに頼り依存する
・イライラする・社会に適応しない行動
・自分らしさを見失いがちになる
・自己中心的になりやすい
・パートナーとの関係悪化

空の巣症候群の原因について

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空の巣症候群の原因には、本人の性格的傾向や更年期によるホルモンバランスの変化などの内的要因と、子供の独り立ち、パートナーとの関係といった外的(環境的)要因の2つに分けられます。

●内的要因
とくに女性において閉経や更年期と重なるこの時期は、女性ホルモンが不安定な時期でもあります。心が揺れやすくイライラしやすいこの時期に、子供の巣立ちを経験することが大きなストレスとなり、心を整えることがより難しくなります。そのため、空の巣症候群を発症してしまうケースは少なくありません。

●外的要因
空の巣症候群は、母親にも父親にもつらい症状をもたらすものですが、もっとも影響を受けやすいのは母親であると考えられています。子供が生まれてから独り立ちさせるために、母親は少なくとも自らの人生の20年以上を注ぎこむことになります。その大きな仕事の主な役割を担っていたものが“母性”です。心身を尽くして育て上げた最後の子供が家を後にしたとき、母親は、人生における最大の仕事を終了し、母性を喪失したと感じてしまい、未来に対する価値観を見失って大きな不安を覚えることがあります。また、退職や愛する人との死別、冗長性(過剰な空間や時間など)など、いくつかの要因がきっかけになって空の巣症候群を発症することがあります。父親が仕事人間であったり、単身赴任中で家事や育児を任せきりにしている場合は、子育てを終えた母親の孤独感を理解できないというケースもあるようです。

空の巣症候群になりやすいタイプ

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近年の米国の研究では、子供の巣立ちにとくに敏感なタイプがあることがわかり、空の巣症候群で苦しむ人に共通の傾向があることが示されています。

「空の巣症候群」になりやすいタイプ
・「子育てが生きがい」良妻賢母型の専業主婦
・内向的で人付き合いが苦手
・近所づきあいが少ない
・一日中家にいて家事をしていることが多い
・外に出るよりも家にいるほうが好き
・趣味が少ない
・パートナーとの信頼関係が不十分
・仕事を持っていない
・子供のことを常に心配している

本人ができる空の巣症候群への対処法

karanosu17<リラックスとプラス思考>
空の巣症候群の場合、うつの症状が軽ければ、薬や通院、カウンセリングなどは必要ないケースがほとんどです。まずはリラックスして休息をとり、第二の人生の始まりに備えましょう。

<自分の悲しみや動揺する気持ちを認める>
無意識のうちに空の巣症候群を発症していた人は、あえて儀式的なことを試してみるのもよいでしょう。儀式的なこととは、たとえば、木を植えることや、子供部屋の改装などです。独自の儀式をすることで、自分の悲しみを認めることができ、気持ちの折り合いをつける道筋になります。そのために大切なことは、一連の変化に適応するための時間を、たっぷりと自分に対して与えることです。最初の数週間、または数ヶ月で、症状が劇的に変化すると期待し過ぎないことが大切です。ある米国の心理学者は、女性が「お母さん」から自立した女性へ移行するために、およそ18ヶ月から2年間の時間を要すると示唆しています。

<子供との接触を保つ>
子供との連絡手段をもち、定期的に連絡を取り合うことが効果的です。携帯電話やテキストメッセージを送り合うアプリ、インターネットなどでのビデオ通話などを通して、これまでとは違った距離感で、子供との新しいつきあい方を見い出すことができるでしょう。

<時間を有効に使う>
もっともよくないのは、何もしないことです。これまでよりも多くの時間があることを意識し、趣味や、昔好きだったことを思い出して始めてみるなど、興味のあることを追究することで、考えたり、悩んだりするすき間を作らないことです。それが結果的にストレスの解消にもつながります。専門家は、日記をつけたり、仕事をもつことも推奨しています。将来の理想を思い描き、実現のために日々何をするべきかのリストを書いたり、達成可能な目標を設定することも効果的です。

<パートナーとの関係の再構築>
空の巣症候群に陥ってしまったことをパートナーとの関係を見直す機会ととらえて、再び相手と向き合ってみましょう。中年期は人生の「内省期」と言われています。これからの人生をどう過ごすのか、何をするのかをともに考えることは、その後の生活に大きな影響をもたらします。

<仲間とのつながりをもつ>
友人や仲間など、同じ気持ちを分かち合える人と、空の巣症候群について率直な気持ちを語り合うことも、空の巣症候群から脱却する有効な手段のひとつです。また、簡単な仕事や趣味のグループに参加したり、ボランティア活動によって新たな人とつながることも良いでしょう。

パートナーにできる空の巣症候群への対処法

ある結婚に関する研究では「子供の存在は、全体的な結婚満足度と幸福を減少させる」という報告があります。子どもたちはしばしば、夫婦に金銭的ストレスをもたらし、時間的な制約を課し、とくに母親に家事仕事を多くもたらす……この研究が表していることは、子供の巣立ちが夫婦の質を向上させるという、まさに逆転の発想です。
空の巣症候群でつらさを感じているパートナーに対してとるべき行動は、パートナーとの関係を「親」から「夫婦」へシフトすることです。具体的には、作ってくれた料理をほめる、一緒に出かける、「あなたの存在が大切」「一緒にいて楽しい」「日頃の感謝や大切さ」「自分にはあなたが必要なのだ」ということを伝えることです。子供がいた頃の日常生活のなかでのすき間を埋め、自分の考えや感情、将来の計画などを話し合い、お互いに利益をもたらす関係性を再構築してみましょう。

周囲ができる空の巣症候群への対処法

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空の巣症候群に陥っている人は、取り残されたように感じているため、積極的に誘い出してあげることです。具体的には、お茶に誘ったり、趣味やイベントなどの機会があるごとに声をかけるなど。今までとはすこし違ったものに目を向けるきっかけを与えることが強い支えになります。相談に乗ることはもちろん良いことですが、逆に、なにか相談ごとを持ちかけてみたり、頼ったりするのもよいでしょう。得意分野を知っているのなら、それを手伝ってもらうことで「自分が必要とされている」「人の役に立っている」「頼りにされている」と実感できることは、空の巣症候群を大きく改善することにつながります。

空の巣症候群の予防法

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子供が巣立つときに、まだ兄弟が家にいる場合は、今を準備期間と意識して、最後の子供が巣立つ日のために、前もって計画的に準備しましょう。自分を必要としていたものがなくなったとき、精神的な支えを失って不安定になり、うつ状態になるのは、誰にでも起こりうることです。それを予防するためには、ひとつには「生きがい」をいくつか用意しておくことです。プライベートと仕事の両面で新しい機会を探すことが大切です。また、すでに仕事もプライベートも忙しい、という人は、いまの活躍の場において、新たな挑戦を引き受けることが、喪失感を和らげる助けになります。打ち込める趣味や仕事など、高揚感を得られること、夢中になれるものが多ければ多いほど、空の巣症候群の予防になるといえるでしょう。もうひとつ大切なことは、孤独を感じるときに支えになるのがパートナーの存在であり、家族の最小単位は夫婦だということです。子供の成長プロセスに合わせて、パートナーとの関係を見直し、子供が巣立って行った先の将来を見通していくことが予防策であるといわれています。

まとめ

子供が幼い頃は手がかかり、時間がいくらあっても足りないように感じていた子育て期。けれど、いざ成長して就職や結婚で子供が独立すると、悲しみや喪失感を感じるもの。同じように、介護やペットとの暮らし、仕事など、大変さや負担を感じながらも実は生きがいだったというものは誰にでもあります。そして、その役割を失ったとき、自分の存在価値をも見失ってうつ状態(空の巣症候群)になる可能性は誰にでもあるのです。でも、安心してください。ひとつの生きがいを失っても、人生は続きます。新たな生きがいや目標を見出すのに遅いということはありません。空の巣症候群というトンネルは、必ず抜け出すことができます。さまざまな対処法を試してもつらいときには、専門家に相談してみるのもひとつの手段です。まずは自分の状態を認めることから始めてみてはいかがでしょうか。もし、落ち込みや空虚感が強く、何もできない状態の場合には、メンタル状態をサポートするサプリなどでケアしてみるという手もあります。

Top photo credit: rpphotos via Visual Hunt / CC BY-NC

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