健康コラム
Healthcare Column.

キレイも元気も。毎日の出汁習慣

日本食を支えてきた「出汁」。魚や海藻を乾燥・熟成させることで生まれる深い旨みと栄養が、今、体をいたわる新しい習慣として世界で改めて注目されています。美容も健康も、毎日の食習慣から始まります。

身体への“材料”は足りていますか?

「出汁」の力が今、あらためて注目されている理由。それは、和の伝統素材に含まれる良質なたんぱく質にあります。
現代人は、軽食や簡単な食事が増え、肉や魚をしっかり食べる機会が減りがちです。
さらに、食事量の減少や吸収力の低下も重なり、気づかないうちにたんぱく質不足に。だからこそ、体にやさしく、毎日の食事で無理なく手軽に補える「出汁」の価値が、今あらためて見直されているのです。

現在のたんばく質摂取量は1950年代と同水準

特に女性は食事量が少ない上に、脂っこいものを控えたり、簡単な食事で済ませたりしがちです。さらに年齢ととともに吸収率も低下し、タンパク質は不足しやすくなります。

出汁でおいしく健康に

かつお節や昆布、煮干しなどから取る「出汁」は、料理に豊かなうま味を加えてくれます。特に、かつお節や煮干しに含まれるイノシン酸は、アミノ酸の一種であるグルタミン酸を豊富に含む昆布と組み合わせることで、うま味がより強く感じられます。

出汁を活用すれば、薄味でも満足感のある料理に仕上げやすくなります。おいしさを引き出しながら、毎日の食事をより健康的に楽しむ――それが、日本の食文化に受け継がれてきた出汁の魅力です。

※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を改編・再載しております。

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