健康コラム
Healthcare Column.

50代からのサプリメント入門

50代は、体の変化を感じやすく、食事だけで必要な栄養を十分に補うのが難しくなる年代です。不足しがちな成分を補い、毎日の健康を支えるのがサプリメント。
薬との違いを知り、今の自分に合った取り入れ方を始めましょう。

サプリメントは「健康のプラスワン」。薬は「不調を抑えるレスキュー役」

「サプリメントなんて、本当に効くの?」と思う方もいるかもしれません。飲んでもすぐに痛みが消えたり、数値にはっきり現れたりしないため、意味がない」と感じることもあるでしょう。

しかし、それはサプリメントが効かないからではなく、薬とは目や役割が違うからです。薬は、病気の治療や症状の緩和を目的に使われるもの。痛みや炎症を抑える、血圧や血糖値をコントロールするなど、今起きている不調に対処する「レスキュー役」です。

一方、サプリメントは、普段の食事だけでは不足しやすい栄養素や健康成分を補い、毎日の健康づくりを支える「プラスワン」です。すぐに結果を求めるのではなく、食事や生活習慣とあわせて、無理なく続けることがポイントです。

体を植物にたとえるなら……

痛みや感染症、炎症などの不調は、植物についた虫や生い茂った雑草のようなもの。薬は、それらをすばやく取り除いてくれる除草剤。いわば「レスキュー役」です。
サプリメントは、痩せた土に栄養を補う「肥料」のような存在。土の状態を整え、植物が本来持っている健やかに育つ力を、毎日の栄養面から支えます。

目の前の不調の原因を除去することも、これからの健康を支える栄養を補うことも、衰え始めた体にはどちらも大切です。薬とサプリメントは、優劣を比べるものではなく、それぞれの目的に合わせて上手に使い分けるものなのです。

効いた・効かないをすぐに判断しない

肥料をまいた翌朝に、植物が大きく育つことはありません。それと同じように、サプリメントも、飲んですぐに体へ大きな変化をもたらすものではありません。

ただし、私たちの体は、毎日の食事から摂った栄養を材料に、少しずつつくられています。サプリメントを毎日の栄養補給の一部として取り入れ、不足しやすい成分を継続に補うことは、健やかな毎日を支えることに必ずつながります。
そのため、数日飲んで「何も変わらない」とやめてしまっては、自分に合っているかどうかを判断するには早すぎる場合があります。

まずは、今の悩みや食生活に合ったものを選び、一定期間続けてみましょう。
その際は、一日の摂取目安量を守り、食事や睡眠も整えながら、無理なく続けることが大切です。劇的な変化だけでなく、日々の小さな変化にも目を向けてみましょう。
「気づけば以前より調子よく過ごせている」サプリメントは、そんな毎日の積み重ねを支える、健康習慣の一つです。

※当記事は弊社発行誌『イキイキ生活通信』に掲載された内容を改編・再載しております。

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