ご挨拶

     N.G.Oグリーンハート代表 吉野 安基良

 日本コバイバ研究会の盛会を祝します。本年は永年の希望であったN.G.O法人設立を果たし、N.G.Oグリーンハートとヴァージンスカイ・アサヤケと日本コパイバ研究会が一体となって、アマゾン
の森の文化と其処に住む人々の伝統を保護してゆく仕事を広く、世界と連携してゆく準備の最後の年であります。この務めを果たし、100万人の人々にこの人類の希望を伝えて参ります。

 アマゾンの森の学枚視察旅行

■アマゾンの森の小さな学校を訪ねて

    
 日本コバイパ研究会会長 足助照子(写真下段中央2番目)

 昨年11月初めてアマゾンに行った。やはり地球の裏、実に遠かった。やっとやっと目的地のプルース・イナウイニ川まで行くと、奥地に入ってきた感じで実に空気が違う。
 こんな所まで人が住んでいることに驚いた。着いた日は、森の静寂さに包まれ深い睡眠。翌日フェルナンドと共に学校に行く。校長先生達と教育について会話がはずみ、各教室を見学してまわる。
 クラスは同年齢の集まりではなく、6歳も10歳も同じ教室なので聞いてみると、入学した時の年齢だそうだ。校舎も小さいので、午前と午後に分けているとのこと。でも子供達は仲良く、輝いて一緒に学んでいた。私たちが来る事を知っていてか、一生懸命に歌を歌ってくれたり、絵を描いて渡してくれた、その一人一人の眼差しが、私の胸をジーンとあつくした。
 給食を一緒に食べてみた。N.G.Oグリーンハートの支援で給食の設備は想像以上に清潔。粗食でも(日本の子供連は幸せに思う)美味しそうに食べていた。学校の帰宅後はどの子も親の手伝いや兄弟の面倒をみているのに接し、昔の日本を懐かしく思う。アマゾンの森の小さな学校は、森の教育・麻の医学の授業も組み込まれた素晴らしい学びの世界だった。この学校・教育の存続を心から願い、必要性を更に理解した。

■アマゾンは楽しかった  別府市 吉野海(写真中央下)

 僕は6年ぶりのアマゾンです。みんなも僕と同じように大きくなっていました。クラスの人数も多くなったと思いました。
 みんなでサッカーをしました。アマゾンのボールは、色も模様もなく、茶色のすりきれたボールでした。でもサンダルでも裸足でも、うまいボールさばきでした。日本から3色ボールぺンを持っていったら、とても喜んでくれました。
 また次も会って一緒に遊びたいです。

■アマゾンの笑顔を日本の人に  大阪市石田正純(写真左)

 N.G.Oグリーンハートの援助によってアマゾンの子供達はとても元気にすくすく育っています。
 日本の人々とアマゾンの人々の掛け橋となり、より有機的な関係となるよう祈っています。
この先生や子供達の笑顔を、みなさんに届けたいものです。アマゾンは本当に素晴らしい!

(コパイバ研究会会報誌 NO.4より)

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