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2010年4月30日

気が荒れる アレルキー 胃が荒れる アレルイー 生活が荒れると実りのない むなしい川になる

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前号の「イキイキ生活通信」 突然のコンサートが決まってしまい
急きょお休みさせて頂きごめんなさいでした。
しかし ボクも曖昧ですけど 今年の天気も はっきりしない日が続きますネ。
友氣農行の方も日照不足と言う基本的な悪条件に 
春野菜の収穫が二十日以上遅れています。 
気の早い生産者の中には 今年は冷夏で一九九三年以来の
米騒動が起こるくらいの凶作だぞ なんてビビっている人もいますが
今年前半までの悪天候は 去年発生した
エルニーニョの影響に無理もありませんけど。
でも気象庁は そのエルニーニョも 
この春中には終息の見込みと発表していますので 
単純に冷夏とは読みがたい感があります。
 しかし ボクの感テナスコープの読みとしても
この五月~六月の梅雨時が もし空梅雨に終わる様であれば
夏は台風も多く 雨曇りの日が多くなり 
冷夏の可能性も大いに有り得るだろうし
そうであるとするなら
秋は干ばつ気味で残暑も厳しく 十一月まで続くのではないかと...
今のところ推測しています。
 その逆で梅雨らしい梅雨なら  常夏の熊本になると思いますし  
是非ともそうなって欲しいと 金ゴマの種撒きのチャンスを
谷間から空を見上げつつ お天道様に祈っています。

 友氣農行にハマってから 顕著に天候が気になり出し
毎日の様にネットで天気情報を見るのが日課となりました。
種を蒔く時期や収穫の時期 はたまた耕す時期まで 
全てが深く天候にかかわり合っていて
その時期がちょっと早まったり 遅れたりするとダメなんです。 
小松菜の種蒔きを例にとると 前後一日種蒔きがズレただけで
収穫時には最大二十日ぐらいの 差が生じるのですから
友氣農行が如何にアナログでファジーな働きなのか
と言うより如何にお天道様次第なのかが察し着くと思います。
そして その天候や生活環境が これから話すアレルギーに
絶妙に関係しているのですから 皆さんもきっと驚くと思いますョ。 

 まずアレルギーとは何か? 簡単に説明しておきますネ。
外部からの抗原に対し 免疫反応が過剰に起こる反応を
アレルギー疾患と呼びます。
乱暴な例えを出しますが 苦手な知り合いに突然ばったり
出会ってしまった時  誰しも「ヤバィ!」なんて
ドキッとしたり ビクッと 身体が縮んだりしますョネ。
あれと同様 生命維持のために苦手なものに対して起こす
軽い防御反応なのだと思います。

 以前にも書きましたが  ボク自身がアレルギー性の喘息持ちで 
食物アレルギーをも持っている体質なので
友氣野菜や自然素材の食材を宅配する『どれみ村』を
20年やってる訳ですが
考えて見ればアレルギーさんとは かれこれ 五十年以上の
長いお付き合いになるのですョ。
 でも だからこそ体感として解ったことがあるのです。
それではまずボクがアレルギーを引き起こす原因を連ねて見ますネ!
外部からの抗原(アレルゲン)と思われるものは

①シックハウス病に象徴される 新建材や壁紙・塗料。お風呂の水・クーラーなど。
②ハウスダストに象徴される ダニ等の死骸やカビ菌。ホコリ。 自然放置で飼われているペット。
掃除機の排気。ニセ貴金属。
③殺虫剤や蚊取り線香・芳香剤。 化粧品類。偽アロマ関連。
④下着・衣類や洗剤・漂白剤。
⑤果物や野菜・穀類など農産物。 養殖の魚介類・玉子と肉類。 加工品類では乳製品・酢・パンやお菓子類。サプリメント。嗜好品ではビール・お酒・ワイン・タバコ等など。

大雑把ではありますがボクの体質的に苦手なものが
世の中には充満しているのです。
それに不思議に苦手なのが蛍光灯が煌々と着いているお店。
(このことはまた別の問題なので今度いつか話しますネ。)
 しかし 列記したもの全てに反応するかと言うと そうではなく
自然素材を使用したものには反応しないのですから...。
例えば余り染色のきつくないコットンやシルクの衣類は大丈夫ですし 
むしろ肌触りが気持ち良いので好きです。
飲食物でもオーガニックなら大丈夫なのですから...。
はっきり言って ボクにアレルギー反応を起こさせている抗原は
化学繊維や化学染料・化学合成農薬・食品添加物等々の
欲を欲で満たす為に作られた化学物質に他なりません。
そう断言する自信が持てる様になったのも 
自分自身の中に眠っている本能と言うか感性を
どれみ村をやることで陶冶(とうや)出来たからです。
*ちょっとタンマ!陶冶なんてまた難しい言葉を使っちゃって...
実は安岡正篤先生の語録で最近覚えたばかりの言葉が
格好良いので使わせて貰いました。
「陶」と言うのは焼き物を造る。
「冶」というのは 冶金(やきん)の冶で 金属を精錬すること。
土を粘(ね)り焼いて陶器を造る。
鉄を鍛えて鉄器を造る様なもので 人間もやはり焼きを入れ 
鍛えることをやらなければものにならないそうですョ。

 ですからアレルギーをお持ちの方は
自分自身の考え方や生活感をもう一度陶冶してみて 
まず自分に反応する抗原を自らで認識することが大切です。
もちろん病院でもアレルゲンの検査をしてくれますが   
その検査方法にボクはいささかの疑問を持っています。
皮下注射や皮膚に検体シールを張る方法か 
最近では血液を摂取して検査機関で調べるのが主流だそうですが 
何れにせよ抗原を特定する為には
例えば小麦アレルギーでも蕎でも有機栽培された検体が 
それも新鮮な検体が絶対に必要です。
そうでなければ小麦粉に反応したのか?
残留農薬に反応したのか? 酸化物質に反応したのか?
正確に解らないじゃないですか?
もちろん素人考えですから皮下注射やシールの場合は
我が子のアトピー性皮膚炎で約十年間体験しましたので
その通りなのですが
血液検査の詳しい分析法については知りませんので 
まだ確信を持って言えませんけどネ。
でも現代医療が有機農産物まで踏み込んでいるとは 
とても考えがたいのが正直な思いです。
もちろんお薬の代わりに有機野菜を窓口で手渡してくれる 
解ってらっしゃるお医者さんも誕生してはいますけどネ...(嬉)
まぁ~アレルギー反応を起こすのは自分ですから 
何に触れたり近づくとまた何を食したりすると
反応するのかは 本当は自分が一番解って当たり前なのにネ!
それを他人様にお訪ねして
「そうですか。小麦アレルギーでしたか!」なんて 
うつむいて納得すること自体がそれこそ気の毒だナと思います。
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 それでは何故ボクはアレルギーを起こす体質になってしまったのだろうか?を
考察してみますネ。
 ボクが生まれたのは終戦から7年たった昭和27年6月です。
当時まだ米軍の統治が厳しい空軍基地のあった町 
旧東京都北多摩群立川でした。
ここまで話して「あっそうか!」と察しのついた人は流石の人です。
 そうです。農薬や除草剤・ 殺虫剤は軍事目的に開発された
恐ろしい化学物質だったのです。
そんな人体だけでなく自然環境にもダメージを与える
危険物が容易に往来出来たのが空軍基地と言うことなのです。
因にちょっと話しは違いますが全国1位のエイズ発症地は米軍
基地のある長崎県佐世保市です。 

 当時ボクがまだ幼い頃 母が米軍のPX(マーケット)から
ココアにコーラやガム・缶詰 骨付牛肉等を持ち帰えりました。
こんな言い方したら 米軍さんからブーイングが起こるだろうけど
残念ながら外人臭いニオイが気になり口に合いませんでした。
でもココアを少しのお湯で溶き生チョコ見たいにスプーンで
食べるのが大好きだったことの記憶は蘇りますから
その時に遺伝子を傷つけた可能性もないとは言えません...?
 それより何よりボクをアレルギー体質にしてしまった第1の要因は
小児喘息のために飲み続けていた薬(塩酸エフェドリン)です。
この薬にも またもや米軍絡みの裏話があり
一時は裁判沙汰にもなりましたが 確かな決着もつかず
現在でも名前を変えて風邪薬やダイエット食品の中に配合され
堂々と薬局で市販されています。
水俣病や薬害エイズの様に大事に至らない
アレルギー性喘息やアトピー炎では対象外と言うことですかネ。(怒)
 しかし この様な化学薬品が実はうつ病予備軍を広げたり
アルコール依存症を増やす外せないキーワードであることは
皆さんも認識しておいた方が良いと思いますョ。

 最後にアレルギー体質の人に症状のきつい人なら
除去食も有効手段かも知れませんが
アレルギーも様々有り物質的抗原だけではなく
精神的ストレスによってもまた天候状況(低気圧・高気圧
黄砂・強風・長雨・干ばつ・温度)によっても異なる発症をしますので
あまりナーバスにならず衣食住をオーガニックな
ライフスタイルに思い切って切り替える事をお勧め致します。
要はまだまだ環境破壊は進み 更に新たなアレルギー反応も
誕生して来ると思われます。
だから病気治しだけに一緒懸命にならないで下さい。
それより健康になった時の準備をしておいて下さいョ。
ボクは有機野菜や玄米を食べて次の時代に順応する
身体と心を準備しておきます。
「いただきアース。」

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