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2007年9月 1日

山が荒れれば川が濁り 川が濁れば海が寂びれる

音と農に生きる現代の吟遊詩人/天波博文さん
山が荒れれば川が濁り 川が濁れば海が寂びれる。
夕陽に吠えたのは 濁りのないエコ未来!

熊本に縁もゆかりもない人は 海のイメージが 余り想い 浮かばないのではと思います。
東京生まれのボクも 唯一海の景色が浮かぶ 天草が長崎県だと 勘違いしていた程ですから...。
でも もっと記憶の奥底を ひも解くと『水俣病』で 知られる熊本南端の水俣市が 浮かぶ人もいるかと思います。

化学肥料を製造する過程で 発生したメチル水銀を 河川や海上に垂れ流し その有害物質の蓄積した魚を
地域住民が摂取したことで 起こった水俣病(新潟県阿賀野川流域でも同様に発生)。
三千人に近い人が痛み苦しみ 亡くなられた 近代の歴史で 原爆投下に匹敵する人類の二大汚点だとボクは思います。

そして この問題は決して過去の問題ではなく 現在も食糧問題と農業問題が絡み 
世界中の途上国で進行・増殖している問題だと言うことを
ライトなスタッフファンの皆さんも気に止めておいて欲しいナと思います。

ちょっと女性には苦手な地理的で重たい書き出しになってしまいましたので
少しテンションを変え 食欲の秋でもありますので お魚の話をすることにします。

utasebune.gif 優雅な「うたせ船」は不知火海のシンボル

その水俣市の隣の隣の町が どれみ村のある芦北町です。
九州一の民間交易港を誇った佐敷港は その面影を微かに残す今は小さな港ですが 不知火海と有明海に浮かぶ
百二十の島々から成り立つ 天草諸島を中心に広がる 穏やかで豊かな内海です。
有明海苔・チリメンジャコ 鯛に太刀魚にシャコや車海老。

食通で魚好きのボクが十年も定住している訳が解るでしょ。
ご当地の自慢になりますが 芦北には江戸時代からの漁法をする「打たせ船」が五十艘残っています。
伝統的漁法の打たせ漁とは 言わば
農業の世界で言う有機農法に近い考え方とも言える人と自然が共生した漁法です。
(上の写真の帆掛け船)郷愁感があって美しいでしょ
地元では「白い貴婦人」と呼び 伝統を守りたいと願う地元青年団が観光用として頑張っています。

昨年その一員の漁師さんに憧れの打たせ船に 乗せて頂きました。 今は沖までエンジンを回し走りますが 
昔は朝方山から湾に吹き下ろす東風と引き潮時を利用した風まかせ・波まかせの優雅な漁法だったそうです。
それと実際に乗って見て驚いたのは この大きな船を夫婦二人で見事に操りきるのですから 江戸時代の頃から夫婦って
凄かったんだナと思いました。
なんと舵を握るのは奥さんで 九枚の帆と網をさばくのがご主人。ヨ~ォ!ご両人!
カッコエ~ゾ。

ボクは感動して思わず涙がちょちょ切れてしまったけど夫婦が一生懸命力を合わせ働く姿って美しいですョネ。
沖に着くとエンジンを止めご主人の男らしい帆さばきで船は風を切り海を滑ります。
そしてポイントを見つけるとご夫婦でサッと手際良く網を海に放ち そして 重い網を一気に引き上げます。
ネ!ネ!格好良いでしょ。

網にかかった魚やエビや蟹は 船上でバーベキューにして みんなで食べるんですけど
焼酎も手伝い 乗り合わせた女性とも自然に息が合い
夕凪の不知火海に 淡い恋心が芽生えたりして...。
(コレッ!船に乗ってるのは解るけど ちょっと調子にノリ過ぎとちゃ~ん?。)
ハ~イ。余った魚は降船時にみんなにお土産として持たせてくれました。
とにかく感動的で 潮風の心地良さが想い出に残る素敵な遊覧でした。
ここ芦北にはそんな美味しい魚の食べ方もあるんですョ。
魚好きで興味のある人は気軽にボクに連絡下さい。

それではここで お魚の健康な食べ方について余談も交え 『エコひいき』の観点からお話しを進めます。 
日本は世界第3位の海岸線保有国だったのを知っている人は少ないと思います。
アメリカ・ロシアに次いで海岸線が長いなんて 信じられないでしょうけど 良く考えると 
日本は九千以上の島から成り立つ国ですから
全ての海岸線を合わせれば そうなんだろうナとうなずいてしまいます。

だからこそ日本人の健康を考える時に 魚介類を外して考えることは出来ないと思うのです。
世界一の長寿沖縄県人の食卓に乗るのは豚肉と昆布と魚に野菜とご飯と言った食事ですが 
注目すべき点は昆布と野菜だと思います。
因に北海道産である昆布の消費量日本一は沖縄県です。

要するに動物性タンパクを必要とする地域や体質の人は それ以上の海草類か野菜類からの繊維質を同時に食べる 食生活が肝心なのです。
それに魚介類には 壊れた細胞や身体の機能を即効的に 修復させる力もあります。
その一例のだるい・肩が凝る やる気が起こらない等の血液の酸化が及ぼす初期症状なら次の魚を4日も食べれば修復改善してくれます。
因にいくら身体に良いものを食べても 暴飲暴食・酒タバコにストレスだらけの生活では 効き目はないのであしからず。
血液浄化や細胞の修復作用が最も高い魚の油の順は

1位マグロの大トロ
2位にまたも高級魚の太刀魚
3位に何と大衆魚のサバの油
が有効な油なのです。

サバの購入時は大きいものを選ぶ 油も多いし 環境にとっても 本当はエコひいきなのです。
車がスムーズに走る為には各部品を保護し 円滑に動かす為のオイルが必用ですし 燃料のガソリンの精製状態が
バイクからロケット迄動かす パワーの秘密なのですから 油はエネルギーそのものです。
当然野菜だって豊富な油を持っています。胡麻・大豆・菜種・コーン・玄米・果実でもオリーブ・柑橘系と凄い良質な油を持っています。
生命を維持安定させ必要時に瞬時にパワーに還元出来る良質なタンパク質を源とした油が 健康を考える上での重要な一つの鍵を
握っているのは確実です。

質の劣る酸化しやすい油を 大量に摂取する現代人が内臓 癌に象徴されるエンジン系のトラブルが多いのは そのことが理由だと思います。
●エンジンのかかりが遅い。動くのだけどスムーズさが持続継続しない。時々黒煙が出る(臭いオナラ)。燃費が悪い(消化不良)。●等と
どこか思い当たる人は 初期症状のシグナルですから この際 奮発してマグロの大トロでも四日連ちゃんで 自分の体に「ご苦労様」と
エコひいきをして上げてはいかがでしょうか。
エッ? エコロジストらしからぬ発言だって!

いやいや!何も大トロを推進している訳ではありません。
日々の食事は欲するままに むさぼるのではなく ご褒美とかご馳走と言った けじめと機微を持って 食べることが肝心だと言いたかったのです。
普段は穀類を中心に据え 野菜の汁ものと漬け物と小魚 そして ご馳走としての 鯛やマグロやエビや肉を 時々食べていた江戸時代の
食生活を見習いたいものです。
エゴにならないエコロジーをボクは応援します。
ではまた次回 玄氣なみんなに逢えます様に。

投稿者 right : 2007年9月 1日 17:26

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