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2009年12月22日

過去を忘れ新たな年を迎へよう  未来に夢を持って今エコひいきの一歩を

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息をして生きている間 ボクの時間は止まらない むしろ その場を動けない
野菜たちが息づいている間 ボクの人生は決して止まらない。

 正月の棚畠に向かい いささかでも霜が溶けぬかと
冷気に負けぬ 温もりの息を 口をつぼめ勢い良く吹いて見た。
凍りつきこそしないが 白糸の様な細い息では
到底地面まで届く筈もなく ボクは白菜の目線に合わせ膝を屈め しゃがみ込んだ。
「野菜たちよ そして  雑草たちよ 明けまして お芽出とう 
今年も 宜しくお願いしますネ。」
当然 暖かい息も届き 植物たちからも 新年のメッセージが届く。
「思いが届かなければ届く様 自らが動けば良い! 人はそれが出来るんでしょ。」
「おいおい!2010年も 天はまだ そんな試練を 
ボクにお与えなさるのかい? 
 後3年で還暦なんだぜ...! はいはい!解りましたョ。」
 権現様の高い木の上から 朝食を覗きうかがうトンビが 
自問自答しているボクに一鳴き
「ピーヒョロロ~~。」
「何んだいトンビさん! そうかい そうかい お前も腹が減ったのかい?
 この国もデフレで消費低迷 貧困率も上がる一方なんじゃ 精々お前さんも
鼻を利かせ エコひいきな おまんまに ありつける良い年をナ...。」
「ピーヒョロロ~~。」

 のどかな田舎の正月をよそに TVのリモコンをオンすれば
人口六九億になろうとして 呼吸を重ねる人類の足並みは 
驚くべき膨張を続けています。
地球が危ない!地球を守ろう! なんてメディアは騒いでるけど
いきものの生存が危ないんで 地球が危ない訳ではありません。
環境破壊が及ぼす 生物危惧種の絶滅は人口増加エリアに集中し 
金が儲かりさえすれば良いだけの ビジネスが 開発の名のもとに
熱帯雨林や広大な森を切り刻み 川の水を枯渇させているのです。
お金を儲けることは いけないことではありません。
但し もうとっくにエコ時代に 入っているのですから
自然環境に配慮し むしろ 保全してゆく様な循環型産業に 
儲けたお金を投資して下さい。
因に年間約20万種の動植物が 地球上から姿を消しているのが 
超リアルな現実なのですョ。
 さて皆さんどうしましょ?
どうしましょって...言われても 正月早々急に振るナョ!。(笑)ですネ。
ボク等一般ピープルでは 直接何も出来ないですもんネ!
でもボク等は そんな情報を 見たり聞いたり調べたりして
何等かのエコひいき行動に 移すことが出来ますョネ。
けれどその情報すら得る環境も 状況も ましてや教育制度も 
整備されていない国で 人口が増え続けているのです。
人口と言ってしまうと 何だか数字的で無機的ですが
何の罪もない赤ちゃんが 沢山産まれているのですから 
切なくなると思いませんか?
 おっとっとっと! たいぶおとそが回ってきて 泣き上戸の天波が 
出てしまいそうです。つづきは明日書こうっと(泣)

 改めて謹賀新年 おめでとうございます。 いよいよ2010年ですネ!
2010年と聞くと連想して 思い出すのが『続2010年宇宙の旅』と
アーサーCクラーク脚本でキューブリック監督のSF映画の最高傑作『2001年宇宙の旅』です。
どちらかと言えば1968年に 初上映された1作目の方が 
強烈なインパクトがありました。
 まだ高校生の頃 再上映で 見たのですが SFファンの 
バンド仲間で入った「名画座」
タイトルと前振り情報に 期待を膨らませ幕の開くのを
待っていたことを覚えています。
ところが映画が始まって驚き! 
ストーリーは何だかさっぱり 解りませんでしたが 
映像と特に音楽に引き込まれてゆく 初体験のボクがいたのです。
宇宙と言う基本的には 音のない未知の世界で 不安と期待が唸るサウンドは
ボクの細胞の一つ一つと 勝手にコンタクトし始め 頭の中で星の数ほどの音の粒が
グルグル幾つもの渦を巻き 無意識に記憶されたのです。
 あれから10数回見ましたが 見る度深い映画だナと思います。
後に知ったエピソードですが 封切り前に音楽を担当した
偉大な二人の音楽家の作品を キューブリックが急きょ没にし
独断で あの冒頭の音楽リヒャルト・ストラウスの作品
『ツァラトゥストラはかく語りき』や
木星に向かうシーンではヨハンストラウスの『青きドナウ』に
そして 全編をジョルジュ・リゲティーのクラシック曲に 
突然変更してしまったそうです。
その作曲家の一人が ボクの大好きなピンクフロイドですが
没になってしまった作品は 後にアルバム『原子心母』として 
リリースされました。
もう一人はアレックス・ノースと言う作曲家で 
こちらも録音まで出来上がっていたのですが連絡もせず没! 
本人が知ったのは試写会の時だったそうです。
しかし こちらの作品も本人の没後 ボクの尊敬する
作曲家ジェリー・ゴールドスミス(代表作サルの惑星・
パピオン・スタートレック他)の手によって
日本でも1993年にデストロイド・バージョンとしてCD発売されました。
 古い作品ですが映画好きな人は年月を追う程に数々の賞を授与する
傑作中の傑作映画『2001年宇宙の旅』と『2010年...』を ご自分の
21世紀を振り返りながらご覧になってはいかがでしょ?。

 新年早々脈絡のない話になってしましたが 最後に新年らしくお目出たいお話を...
『2001年宇宙の旅』の映画が封切られた年の4年後
ボクと心友のムッチンこと西脇睦宏(現在日本のオルゴール音楽の第一人者)の
フォークロックデュオ「丘蒸汽」はメジャーデビューしました。
今から38年も前のことです。
当時は環境問題なんて言う言葉もなく ゴミ問題・光化学スモッグ等を総称して
公害問題と呼んでた時代です。そんな時代丘蒸汽で歌っていた曲は
自然を破壊にしてまでも近代文明の発展を推進する人間共と
矛盾しているけど同じ心を持つ自分達に向けて
警鐘を鳴らすメッセージソングでした。
なんと!その丘蒸汽のデビューアルバム『のすたるじあ』が
今年キャニオンレコードよりCDで復刻されることになったのです。
残念ながらまだ発売日は決定していませんが 
解り次第 お知らせしますネ。ごめんなさい。
ボクにとってのお芽出たいお話でしたネ。
でも年月が経つ程評価が高まる『2001年宇宙の旅』の様な
作品作りを目指していた丘蒸汽のボク等にとっては
「してやったり!」と言う満足感と充実感が溢れて来る
ハッピーなニュースでしたので皆さんにもお裾分けです。
もし発売されたら皆さんも応援して下さいネ。

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 さて今年の干支は寅(トラ)ですが 動物の虎の字でなく
寅の字が使われるのは何故かと思い調べてみますと
寅の字の本来意味することは引(のばしひく)と伸(のばす)と同系語だそうで
漢書では 草木が伸びはじめる状態を現す解釈だそうですから
ボク等が地道に蒔いたり植えたりして来たエコ社会への
祈りの種や苗が 枝を伸ばし葉を茂らせ始めるのですネ!
そして立派な樹になってゆき葉の影になる旧態以前の産業や
職業もゆっくり年月を掛け自然淘汰してゆくのでしょうネ。
次の寅年の年には どれぐらい変わっているでしょうかね? 
皆さんにとって良い1年であります様に
「いただきアース。」

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投稿者 right : 2009年12月22日 15:11

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