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2008年1月17日

「勿体ない」「奥床しい」に秘められた日本型エコ活動のモチベーションが大切!

謹賀新年 明けましておめでとうございます。
ライトなスタッフファンの皆さんは 
どの様なお正月を過ごされましたか...?

海外旅行へゆかれた人
スキーや温泉にと家を離れた人も多かったのでは......。
「エッ?地球温暖化に役立とうと何処にもゆかず
家で餅かじってたですって!

それはネズミ年に相応しい貴重な体験をしましたネ。
どれみ村を代表し あなたがエコ活動に貢献したことを
ここに讃えます。おめでとう」

天波家は久々に熊本を離れ孫のいる京都にて家族全員の
お正月を過ごしました。

初詣や外人観光客で賑わう寺町通りや祇園界わいも
十数年ぶりに歩きましたがどれみ村が誕生し成長した
京都での十一年の想い出が 回り灯ろうの様に蘇りました。
友だちも知り合いもなく大袈裟だけどタイムマシーンに
乗って平安時代に来た様な...。

そんな単身赴任の寂しさに 押し潰されそうになった時
激を飛ばし後押してくれた 仮名「宮本武蔵」さんのこと。

昭和から平成に時代も移り 生産者家族を京都に招き
芸者さんや舞娘さんを上げ 有機農業の未来を誓ったこと。

長男長女が中学高校に通う中で 四十過ぎのおまけの当たりに
十五年ぶり次男を授かったこと。

阪神大震災での救援活動のこと。

まだまだ沢山あるけれど 一つ一つが感謝で一杯の
宝物の様な想い出に 再び出逢うことが出来たのです。

そして 正月早々の何よりは 心臓病を抱えた武蔵さんとも
一緒にライブが出来たことです。

二〇〇八年は どれみ村の 村立二十年目の節目でもあり
ネズミ年は干支の始まり こりゃ正月から縁起が良いぞ!
きっと上昇スパイラルにバッチリ乗ってるんでしょうネ。

だから原点を忘れない様に 感謝を忘れない様に 
京都がボクを呼んだのかもネ。

そんな訳で今回は京都の話題を 中心にエコひいき六回目の原稿を
進めることにしますネ!

前述で武蔵さんとライブしたと言ったでしょ。どんな場所で
ライブしたと思います?
ナント「玄米&お酒」と書かれた 大きな赤ちょうちんが
お店のシンボルになっている オーガニックカフェレストラン
『スカビオサ』と言う三十人も 入れば満杯の小さなお店です。

お店を切り盛りするのは 音楽好きの若マスターと幼児の
福ちゃんを抱え次の子を妊る べっぴんの若奥さん。
その二人を 手助けする花嫁修行中のヒロミとツッチーの可愛い女性スタッフ。

そうです。お察しの通りどれみの玄米や野菜が食べられる村明
(そんみん)さん経営のお店です。

赤ちょうちんに書かれた 「玄米&お酒」の二つの言葉に
託した ある種過激で意味深いメッセージとビジョンを
感じる人は 京都に行くことがあるなら一度お立ち寄り下さい。

今までに出逢ったことのない玄米ご飯に出逢えるかもョ!。
それに京都と言うこともありこのお店にはベジタリアンや
マクロビをやられている外人さんが頻繁に来店するそうで
皆さん口を揃え言ってくれるのは「ワンダフル!ベリーデリシャス!」
中には「アイラブユー」なんてため息を着く人もいるくらい評判の店です。

ある時マクロビの料理講師の方と自然食品関連者の数名が
オーガニックの看板に引かれたか?入店して来たそうです。

全員早々に玄米定食を頼まれ打合せに没頭されていましたが
配膳が済み玄米ご飯を全員が口に運んだとたんです!
講師の先生がまず話を止めやや首を傾げ迷いながらも
旨さを吟味している様子。

他の人も匂いを確かめたりと しばし沈黙の時が流れました。
「おかわり!」と若い社員の元気な声を切っ掛けに
話は野菜や食べ物の話題に切り変わっていたそうです。

そして帰りがけに「変わった炊き方ですネ!でもとっても
美味しかったわ又寄せてネ!」とおっしゃられたとか......。

さて突然ですがここで新年おめでたクイズの出題です。

【問】美味しいのに先生の首を傾げさせた玄米ご飯とは 一体
どんなご飯だったのでしょう?

謎を説くポイントの一つは匂いを確かめたです。
二つ目は「おかわり」の声。
三つ目には会話の内容変化...。
そして四つ目の帰り際の
「変わった炊き方......。」が
重大ヒントだと思います。
さぁ一緒に推理して見ましょう。

全く想像の着かない人は次の五つのヒントを参考に!
 ・ご飯が茶碗ではなく花器に盛りつけられて出て来た。
 ヨーグルトやチーズを入れ炊いてあった。
 ・チーズ等の発酵食品でなくお酒を入れて炊いてあった。
 ・十三種類の穀類を入れて炊いてあった。
 ・その他。

さて皆さん想像がつきますか?
お答えする前に 今号でのもう一つの疑問を先に応えておきますネ。

「どれみ村の生産地は熊本なのに 
何故スタートが京都だったのか?不思議には思いませんでしたか?」

その答は有機野菜への認知が今程ない二十年前でしたので
京野菜が有名だったことだけを頼りに 
京都人なら土着き・葉付き・虫着きでも本物野菜を
理解してくれる筈と 安易に思っただけで 
実は武蔵さんの拠点が憧れの京都だったのが
一番の切っ掛けだったのです。

でも町家が入り組む路地裏や小歌や三味線の音が聞こえる
高瀬川沿いのお屋敷や修学旅行で訪れた 
お寺のそれも勝手口に野菜BOXを届けにいかせて頂いている内に
京に残る日本人の奥床しさや慎みの深さを学べたのです。

「農薬をやめろ!」「環境を害する工場は立ち退け!」
「子供を愛しているなら農薬や添加物入りの食品を食わすナ」
なんて言うエコ活動もあれば「勿体ない」や「奥床しさ」に
秘められた日本独特の意識が 日々の生活の中での立派な
エコ活動だったりすることも視野に持てる様になったのは
古都京都での暮らしのお陰です。

町家一つとってもそうですが 代々受け継がれた日本建築の
芸術的とも言える自然との共生。
素材もさることながら光と影を活かした自然通風や湿温調節。

空間を広く感じさせる格子窓や家屋を長持ちさせる為の 
長い軒下や雨返し等々の工夫と...。
食生活に於いても茶粥やおやきと言った材料を余さず活用する家庭料理。

健康に配慮した精進料理。そして 気付いたのは他の都市に比べ圧倒的に多くの
OLやBMが弁当持参で通勤してることです。凄いでしょ!

まだまだ市内には信じられない程の銭湯が沢山残っているし 
一番驚いたのが水洗便所の普及率が全国で最低なのも京都市
なのです。(良く云えば如何に水を大切にしているか......?)
 
京都での学びや気づきは山程ありましたが 中でも強烈に
魂レベルで焼き付いたシーンは 創業三百年を誇る老舗の味噌屋
に突撃営業した時のことです。
「本物を語るなら三代に渡ってから言え」の言葉です。
本物の有機野菜だぞ!と豪語していた十年前の自分は恥ずかしかったけど 

苦節二十年の学習成果は
「数百年もの家業を継続された 実績は立派ですが社長さん!
原材料の産地を偽るのも伝統なのでしょうか?」なんて切り返せるぐらい 
ボクをしなやかで柔軟な体質に成長させたのも玄米と京都なのです。

最後に【問】の答えですが正解は・のその他でした。ゴメン。
ボクが仲人役でアドバイスしているお店です。
そんな奇を衒う様な真似は決してしてません。

四百年の米農家を継ぐ十七代目の農職人が栽培した自然農法米に 
千二百年前より継承されたうるち米の原種「黒米」を入れ
圧力釜で普通に炊いた玄米ご飯なのです。

ただ首を傾げさせたのは「柔らか過ぎるのでは?」
と思った炊き方だと思いますが 実は本物の米は驚く程保水性が
が高く良質なタンパク質が豊富な為 柔らかさが強調されると
言う単純なことだったのです。

次の号では玄米をテーマにエコひいきしますので楽しみに
では慎み深く玄氣な皆さんに

また逢えます様に!

投稿者 right : 2008年1月17日 11:18

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