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2008年6月19日

自分が変われば世界も変わる!

皆様お元気ですか。またたまた暑い夏がやってきましたね。
 
地球温暖化が騒がれ始めてから、毎年のように例年にない異常気象
報道がされています。
そして、毎年最高気温の記録が塗り替えられているような気がします。
ここ2ヶ月の間で大規模な自然災害が立て続けに2つ起きました。

ミャンマーでは、サイクロンによる大洪水でたくさんの方々が亡くなり、
今なお被災者の方々の復興活動が行われていますし、中国では、北
京五輪まであとわずかにせまった5月12日に、中国西部四川省を震源
にマグニチュード7・8の大規模地震が発生しました。

死者は一説によると7万人・怪我をされた方が37万人を超える規模とい
うことです。現地の方のこれからの病気や心の問題・衛生面や食料・水
不足問題などなど2次災害を考えると大変お気の毒です。
一刻も早く世界を上げて復興協力していくことを望みます。

私は、地震も台風も確かに自然が起こす現象ですが、私たちひとりひと
りの意識や行動の現われだと思っているんです。

例えば、私たちは地球という大家さんから、生きる場所を借りているとし
ます。その一部の人々が勝手にあちこちを破壊したりゴミだらけにしたり、
恐ろしい化学物質を撒き散らしたりしたら、大家さんも我慢できなくなって
「出て行ってください!」って怒りますよ。

その抗議手段が、地球温暖化や地震・台風・竜巻・津波・・・・などの自然
現象として現れて来ているのではないでしょうか?
地球上で生活しているのは人間だけではないのです。
植物も動物も魚も、虫も鳥も数え切れないほどの生物や無数の物質と支え
合いながら一緒に暮らしているのです。
何を間違ったのか、いつの間にか私たち人間だけが、地球の中で一番偉い
存在のような錯覚をおこしているようですね。
地球を含め宇宙と一体となって、生きていること・生かされていることを、悲
しいことに、いつの間にか忘れ去ってしまっているようです。
 
古代より今日まで地球上の全てのものが繋がっているからこそ、私たちが
存在し、生かされているのだということを忘れないようにしたいですね。

けっしてミャンマーのサイクロンや中国の地震は対岸の火事ではないのです。
だからこそ、大きなことはできないけれど、私たちひとりひとりが、ちょっとし
たことに気を配れば、やがて大きな希望になるのではないでしょうか。

ゴミの分別をきちっとする。近くのお出かけは車に乗らない。
シャワーは出しっぱなしにしないなど、あたり前のエコロジーにもうひとつ、
「何か」を加えたら、きっと良くなるような気がします。

世の中も私たちも利便性を追求し過ぎて、余裕・ゆとりを時々忘れます。
なかにはいつも「何か」や「誰か」と比較して毎日あくせくと生活している
人もいます。確かにテクノロジーや医学の進歩は、素晴らしいものです。 

特にコンピュータは、一般家庭にも普及して大変便利で重宝していますが、
残念なことに私たちに、暖かさ・癒し・愛情は、与えてくれません。

まずは、自然と共に生きていることを実感してみてください。
食べるものは、季節のものを食べる。自然は、いつも私たちに、その時々
に必要なものを与えてくれています。

季節の魚・果物・野菜など、夏には夏の食べ物を与えてくれているのです。
そして、できるだけ景色を眺め、季節を感じてください。都会に住んでいても、
空を見上げれば、雲があり太陽があります。夜空を見上げれば、月があり
星があります。

「今日は、三日月だね。」なんて家族で話題にすることも大切ですよ。
道をあるけば、木があり花が咲いています。梅が咲き、桜が咲き、紫陽花・
ひまわり・金木犀が咲くことで、春夏秋冬の季節を教えてくれています。

深呼吸をすると花の香りや草木の香りが優しく身体を包んで癒してくれます。
 
私たちの体内にも自然界の力をもっともっと取り入れましょう。
そして、自然治癒力を高め笑顔で毎日過ごしたいものです。

地球も身体も、他人が変えるものではなく、自分自身が変えるものだと思い
ます。

生き生きとした地球があり、ほっとする自然があり、その中で元気で生きてい
る幸せを感じること。

親がいて家族があり、隣人がいて地域があり、友人や働く仲間が、そこに存
在しているという喜びをかみしめながら生きて行きたいものです。

地球を変える小さな一歩を一緒に踏み出して行きましょうね。

●暑い夏を乗り切る ワンポイントアドバイス●

身体を冷やさないことが、第一です。
暑い時こそ、身体を冷えから守ることが肝心なのです。 
夏は、ついついクーラーに頼りますよね。
また、クーラーの嫌いな方でも、デパートやスーパーに買い物に行けば、たっぷ
り冷やされたり、電車に乗って鳥肌がたつほど冷えてしまう時もあります。

外の温度と家屋の中の温度差があればあるほど身体の機能が一時的に衰
えてしまいます。

それが、毎日のように続けば、不眠・だるさ・むくみ・食欲不振など未病に発
展します。

身近にできる予防として、お出かけの時に、スカーフ一枚や大きめのハンカ
チ一枚を持って外出しましょう。

クーラーのきいている所に入ったときに、サッと首に巻けば、汗を冷やすこと
もなく、首の骨に負担をかけることも少なくてすみます。

職場や家でクーラーを使っている時には、足首を靴下などを履いて、冷え対
策をすると、むくみや足のだるさが少なくなります。

血管がたくさん集まっている上下の首(首と足首)を冷やさないように少し気
をつけるだけで、暑い夏を少しでも快適に過ごせるようになるはずです。

ぜひ、やってみてください。暑い夏を元気に過ごし、秋を迎えましょう。

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