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2012年2月24日

一年を振り返って!

 千年に一度という大震災から、約一年が経とうとしています。ここで改めて犠牲になられた皆様に、哀悼の意を捧げたいと思います。また震災に遭われた方々、そしてそれを支える方々が、一日も早く立ち直るために、辛い日々を頑張ってポジティブに生きておられる姿をテレビ等で拝見して、胸が熱くなります。まだまだ復興への道のりは続きます。私共ヴィヴァンもイキイキ生活通信のライトスタッフも、微弱ながら末長く応援をしていきたいと思っています。

 福島の原発事故によって、多くの放射能汚染の問題が深刻になっています。まき散らされた放射能には、どのような健康被害があるのか?どのような症状がでるのか?特に小さな子供さんがいらっしゃる家庭では、不安な日々を過ごされていると思います。色いろな情報が出まわっているなかで、何を信じていいの分かりませんよね。そんな中で、無闇に不安がってばかりいても仕方ありません。ストレスが増すばかりで健康にも良いはずありません。我々は何をどうしたら良いのか?今自分達で出来ることをしっかり考え、見つめて行動していくことが肝心だと思います。

 放射能の害は、食物の摂取、吸気、肌からと広範囲にわたり、私達を汚染します。少なくなったとは言え、まだ放射能の流出は続いているのです。「放射能」という言葉に慣れてしまわないで、日々の風向きなどに注意して布団を干したり、アウトドアで長時間過ごしたら、シャワーを浴びるとか(うがいは勿論)今迄の日常生活にプラスアルファの注意として外部から受ける被爆を防ぎましょう。

 それと内部からの問題ですが、予防は何と言っても食材の扱い方と、食事のとり方です。※左記は『放射能を落とす下ごしらえ』(中央公論新社)から抜粋したものです。よろしければ、参考にしてください。

●野菜などの食材は水道水を流したまま、流水でよく洗う。指やスポンジなどで食材をこすり洗いする。
●野菜は、水を張ったボウルに重曹をひとつまみ(小さじ1杯程度)入れ、その中に数分(長くても5分)浸した後に流水で洗う。
●野菜や果物は、よく洗った後に皮を厚めにむき、細かくカットする
●皮をむいたりカットした野菜は、ボウルに張った冷水に数分さらす。
●ボウルに張った水に塩や酢を入れて食材を浸してもOK。
●沸騰している湯に食材を入れて数十秒ゆがく。
●食材を茹でるときには、ひと煮たちしたら湯を捨てて、ゆでこぼす。
●肉や魚は、表面に熱湯をかけたり、熱湯の中に入れて振り動かす。湯通し&湯ぶりをする。
●肉や魚は血抜きをする。
●カキなどの貝類は、大根おろしで洗う。

 放射性物質が身体に取り込まれないようにするためには、食材選びも考えていきましょう。放射性物質のセシウムやストロンチウムは、ミネラル類に属します。そのため、汚染されていない必要量のミネラル類を体内に満たしておけば、セシウムやストロンチウムは、体に吸収されにくくなると考えられています。ミネラル豊富な食べ物をしっかり摂りましょう。 食品にも放射能を取り込みやすいものと取り込みにくいものがあります。トマトやリンゴなど、取り込みにくいものを選びたいものです。子供を守る最大のポイントは、食品による内部被爆を避けることです。食品による内部被爆により免疫が低下した子供や幼児は何年経っても、感染症にかかりやすく、合併症を起こしやすいと言うチェルノブイリのデータもあります。子供たちを守りたいですね。

 今年も憂鬱な花粉症の季節がやって参りました。花粉症の方やアレルギーの方にとっては、春は一番辛い時期です。今では4人に1人が発症していて、国民病とも呼ばれている「花粉症」。生命の危険はありませんが、治りにくく長期間にわたり症状が出ますし、これと言った薬や治療法もありません。年齢を重ねると、症状が軽くなると言われていますが、今すぐ少しでも症状を軽くしたいのは誰でも願うところです。
 
 睡眠不足・お酒の飲みすぎ・イライラ・ストレスは、症状を酷くします。ひとつの対処方法として、入浴をおすすめします。お風呂でゆっくりリラックスすることは、ストレス解消にもなりますし、湯気が気孔を開き、鼻づまりや呼吸を楽にしてくれます。鼻うがいをするのもいいですね。
 
 あとは、やはり食事には注意しましょう。しょっぱ過ぎる物(塩分の濃い物)や辛過ぎる物・甘過ぎる物(和菓子とかではなくケーキなど)。油が多い食品は症状が出やすくなりますので、この時期だけは我慢しましょう。前にも書きましたが、日本の伝統的な食品・発酵食品は、刺激も無く理想的です。お味噌汁やお豆腐・芋の煮っ転がし・醤油などなど...。「和食」です。昔ながらの「和食」がベストです。とは言っても、加工食品やインスタント食品・添加物が入っている食品はおすすめできません。油は植物性のオリーブオイルがおすすめです。
 
 放射能汚染・鳥インフルエンザや新型のインフルエンザなど、怖い病気がいつ流行りだすか心配ですよね。どう対処していいか分からないのが現実ですが、今、自分たちに出来ることを、しっかりやっておくことしか守る方法はないと思います。抵抗力・免疫力が強い人は、病気を寄せ付けなくなります。花粉症やアレルギー・風邪やインフルエンザに罹り難くなりますし、なったとしても軽くてすみます。まずは、自分や子ども・家族や身近な回りの人が、普段から生活環境を良くするように心がけて、抵抗力・免疫力をつけることです。

投稿者 right : 2012年2月24日 21:31

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